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バンクシア・ブックス

バンクシア・ブックス創刊にあたって

オーストラリアの森林にはバンクシアという、一風変わった、不思議な植物が自生しています。バンクシアの実は堅い殻に包まれていて、普段は何事もないかのように静かにしていて、殻がはじけることもないと言われています。

ところがオーストラリアの山林は、何かのはずみで自然発火して、山火事が起こることがよくあるそうです。そんなときこそバンクシアの出番なのです。森林がすっかり焼けてしまったその焼け跡で、バンクシアの堅い殻がはじけて種が飛び出し、やがて芽を出します。
そして燃え尽きた森に代わって新しい森が再生していくのだそうです。
見事な世代交代ですね。

1990年ごろ、堅い殻に包まれたバンクシアの実を見たことがあります。
堅くて表面に螺旋が刻み込まれているのがものすごく印象的でした。螺旋というのは、新しいものを生み出し進化していく宇宙エネルギーの象徴なので、びっくりすると同時に、大自然の営み、造化の妙に感心したのを覚えています。

自らの役割を終えて燃え尽きてしまった古い森というのは、日本の場合だと明治以来百数十年続いた資本主義という、競争を前提とした経済システムにたとえることができます。
デリバティブのようなマネーゲームが横行し、人間を疎外する資本主義制度は、もうその役割を終えてしまったといってよいと思います。

このまま進んでも、人のしあわせにつながらないことは誰の眼にも明らかだからです。
今まさに、役割を終えた資本主義という古い森が燃えているのです。
古い森に代わって、新しい森を創っていく必要に迫られています。
いよいよバンクシアの出番です。

新しい森は「愛と調和」「互恵と共生」をキーワードとする、人間関係を重視した社会になるでしょう。 古い資本主義体制を支えたのは「“奪う”ことによって豊かになろうとする経済システム」でした。

新しい森すなわちポスト資本主義社会は「“与える”ことによって豊かになろうとする人たち」が創る社会です。
バンクシア・ブックスを通して「“与える”ことによって豊かになろうとする社会」を創造する上でバックボーンとなるべき情報をさまざまな角度からお伝えしたいと思っています。
志を共にする人々とともに21世紀を支える指導理念を創造し、そして共有したいと願っています。

2009年4月24日 近藤洋一

バンクシアブックスシリーズ ラインナップ

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