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バンクシアの響き

時代が急展開している今、
人間社会の新旧交代にまつわる出来事の本質をトータルヘルスデザイン 近藤洋一が考察します。

「気」の話(3)

 “戦後70年”という言葉がずいぶん目についた2015年でしたが、その背後には、「科学が発達したおかげで、垢抜けした文明社会になった」「西洋かぶれして、日本の良さがすっかり失われてしまった」などなど…日本という国のあり方に対しての、百人百様の感慨あるいは思惑、さらには懸念のようなものが感じられるのではないでしょうか?
 戦後しばらくの間は、街に出ても今と違って、遊ぶものは何もない静かな環境だったのですが、その分、地域社会におけるお付き合いが活発でした。家に帰ると“向こう三軒両隣”の気安さで、大人も子供も一緒になって、トランプや花札、百人一首さらには麻雀などのゲームに打ち興じたものでした。
 小学生の頃だったのですが、そんなゲームを通じて「手」や「場」という言葉とその意味について知ることになりました。「手」というのは自分に配られてくるカード、すなわち自分の財産状態のことです。
 原則として、自分の手を対戦相手には見せることなく、すなわち「手の内を明かす」ことなく、ゲームを通して、いかに自分の財産状態を良くしていくかに意識を集中し、知恵を絞って勝者になることに専念することになります。
 一方「場」は全員に公開されます。ゲーム参加者は競争相手よりも、いかにその「場」を効率的に活用するか、そしてその試合に勝ちぬいていくかに全神経を集中することになります。いま全世界を舞台として、すなわち世界を「場」として、各国は知恵を絞って、「他の国に負けてはならない。いかにして自分の国を優位な立場に持ってくるか、そして財産状態を良くするか」にしのぎを削っていますが、そのひな型はお正月のゲームにあったというわけです。
 「場数」を踏めば踏むほど、勝負の勘は磨かれることになります。

「場」の働き

 ゲームの世界のことですと、「場」の良し悪しのことは笑って済ませることなのですが、実生活の「場」においては、そうはいかないこともあります。
 こんな話を聞いたことがあります。
 1789年のことです。バスティーユの牢獄が破壊されたのをきっかけとして、フランス革命が勃発したと伝えられています。逃げ出した囚人たちは、事前に打ち合わせすることなく、市のさまざまな場所で時計台をたたきこわしたと伝えられていますが、時間に縛られて過酷な毎日を送らねばならなかった牢獄は、想像を絶するような過酷な「場」だったのでしょう。
 バスティーユの牢獄の襲撃から始まったフランス革命からちょうど200年後、ベルリンの壁が破壊され東ドイツと西ドイツが統合されるという一大イベントが展開されましたが、この事件も自由を奪われた東ドイツの人々にとって、いかに“生活「場」”が極悪であったのかを物語るものだったと思います。
 生死にかかわるほどのことではありませんが、日常生活においても「あの遊園地は“場”がいい」とか「あの辺は“場”が悪いから、あまり行きたくないね」とか、「場」の良し悪しが話題になることが結構あるのではないでしょうか?
 「場」というのは人の健康状態を左右することがあるくらい大切なものなのですが、明確に説明しようとすると、なかなか一筋縄ではいきませんね。
 物理学では力の働くところを「場」と言っています。2階から物を落とすと、地面に向かって真っすぐに落ちていきますが、これは地球上に“重力場”があり、そこに重力が働いていることによっています。
 また磁石の周りには“磁場”があって磁力が働きますので、鉄粉をまきますと、鉄粉は磁石にひきつけられますし、電子機器の近くには、“電磁場”が形成されているので、電磁気的な力が働いています。
 力が存在していると考えられるところには、その力が作用している「場」があるのです。この時、その力を媒介している素粒子があり、その素粒子に対応する波があって、それが電磁波のように伝搬するというのが物理学の教えるところです。
 波動の存在するところには“力の場”が形成されているわけですが、このことは、意識のつくり出す「意識の場」、イノチの働きを表す「生命場」、人を癒す力の働く「イヤシロチ」についても同様だと言ってよいと思います。
 「イヤシロチ」については次のようなことが分かっています。
 地球上に存在する電気の分布状態は一様ではなく、そこに行けば電子を豊富に受け取ることのできる還元電圧地帯(イヤシロチ)と、逆に電子を奪われる酸化電圧地帯(ケカレチ)があることが知られています。
 電子が豊富に供給されるイヤシロチでは、植物がよく生い茂り、置いてある物も長持ちすることが経験的に知られています。そんなところは住み心地がよいので、人はイキイキと健康になります。
 一方、ケカレチでは電子が奪われるため、植物の育ちが悪く、置いてある物も劣化しやすく、事故がよく起こるなど住み心地も悪くなります。
 創業以来、住み心地の良い「場」でお過ごしいただきたいという願いを込めてイヤシロチ技術の開発に努めてまいりましたが、近年になって、イヤシロチ技術も進化し、さまざまな「場」に対応することが可能になってきました(「イヤシロチ」の資料をご用意しています。よろしければこちらよりご請求ください)。

宇宙のリズムと量子波

 私たちが美しく健やかに生きていくことができるかどうかは、そこにイキイキとした「生命力」があふれているかどうかにかかっています。
 イキイキとした「生命力」があるところにはイキイキとした「生命場」があり、それを媒介する「素粒子」とその素粒子に対応する「生命波」が存在することになります。
 人間の肉体は60兆の“細胞”でできていると言われています。そして“細胞”は、たんぱく質やアミノ酸、炭水化物や水といった“分子”でできていて、“分子”はさらに小さな“原子”でできていることが知られています。
 さらに細かく見ていきますと、これら“原子”は波と粒子の性質を併せ持つ“量子”からできています。
 私たちの細胞をつくりあげている究極の存在“量子”からは量子波が発振されていて、その周波数は宇宙と一体となって共振・共鳴していると考えられています。私たちの肉体から発振される量子波が宇宙そのものから発振される波動と同調しているとすれば、そこには至福の人生が待っていると言ってよいと思います。
 ところが、私たちには、大なり小なり、宇宙原理とは相いれない自我(エゴ)が存在していますので、その肉体から発振される“量子波”は宇宙と共振できない周波数を含んでいて、それが病気をはじめ様々な災いを引き起こす元になっている可能性があるわけです。
 次世代型医療として“量子医学”に期待がかかっていますが、古来より伝承されている人間の叡智を加味して、“美しく健やかに生きる”知恵を手に入れたいものですね。
 イエス・キリストの言葉として「子どものようにならなければ神の国に入れない」というメッセージが伝えられています。宇宙と共鳴し、価値ある人生を創造するためには、人生の道中で身につけた諸々の不自然な知識や知恵、そして約束事をきれいさっぱり捨て去ることが求められているのかもしれません。
 人間社会でしか通用しない既成概念に縛られることなく、宇宙のリズムで生きることが求められている ― 私たちはそんな時代を生きているのではないでしょうか?  地球異変の時代を生きる知恵は意外なところにありそうです。本誌「元気な暮らし」をぜひお友達にご紹介くださいませ(お申込みはこちらよりお願いします)。

■参考文献:島 博基
『分子と心の働きを知れば本当の健康法がわかる』株式会社パレード