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バンクシアの響き

時代が急展開している今、
人間社会の新旧交代にまつわる出来事の本質をトータルヘルスデザイン 近藤洋一が考察します。

女性美と美感電圧

戦時中のことです。満州で、陸軍製鉄技術試験場の所長を務めておられた楢崎皐月氏は、同じように鉄を扱っていても、錆びやすい工場と錆びにくい工場があることを体験しておられたそうです。
 終戦後、楢崎氏を代表者として発足した研究グループによって、天然・自然の物性に関する理学的基礎研究が3年間にわたって行われ、植物がよく育つ所(イヤシロチ:優性生育地帯)と育ちにくい所(ケカレチ:劣性生育地帯)に関する基礎データが広範囲にわたって集積されました。
 概略についてご紹介申し上げます。

@イヤシロチに居住する人たちは、いずれも健康的で病人はいなかった(調査:24か所)。
Aケカレチに居住する人たちは病気がちであった(調査:36か所)。
Bイヤシロチに位置する養鶏所は、産卵率が高く、病鶏がいなかった(調査:18か所)。
Cケカレチに位置する養鶏所は、産卵率不良で、病鶏も多く出るということであった(調査:72か所)。
D調査した神社と建物は、いずれもイヤシロチに位置し、建物の損傷は見当たらなかった(調査:18か所)。
E交通事故の多発する「魔の踏切」とか、一般に魔の場所と言われているところは、ケカレチにある(調査:24か所)。
Fケカレチに建設された生産工場は、不良品が多く、従業員の病欠が他よりも多い(染色工場:15の他、織物、陶器、食品などの工場でも同様)。

などなど・・・数多くの事例が報告されています。
 鉄にしても、工場がイヤシロチにあれば錆びにくいし、ケカレチにあれば錆びやすくなるというわけです。

カタカムナ

楢崎氏は戦後間もなく昭和24年の初頭、兵庫県六甲山系の金鳥山の頂上で、たまたま出会った平十字氏より、カタカムナの御神体として伝えられた巻物を見せてもらいました。これが「カタカムナ文献」です。
 その時巻物の内容は全く不明だったのですが、楢崎氏はノートに筆写し、以来20余年を、その解読と、内容の追体験に従事したと伝えられています。
 その巻物は、私たちの祖先の上古代、すなわち数万年前から伝えられている「カタカムナウタ」の図象文字によって書かれたものだと言われています。
 現代用語で表すなら「カタカムナ」とは、「現象界を支配する、その現象背後に存在する基礎物理量」ということになります。カタカムナの人たちは、全宇宙の、あらゆる現象や事象に、いくつかの相似た型(相似象)のあることを洞察していたのです。
 以下、カタカムナの人たちの価値観を知るうえで、必要な事柄について列挙させていただくことにいたします。

・「自然」や「宇宙」の外界に「天然(アマ)」がある。「天然(アマ)」が宇宙を生み、自然を育み、人間を発生させた。
・「天然(アマ)」・・・有限宇宙を生成している無限の世界。
・「自然」・・・天然(アマ)の理によって生成された世界。
・私たちの「アタマ」は自然の理に従い、「ココロ」は天然の理に従う。
・「アマ」は天であり、海であり、女である。すべてを生み、すべてのものに限りない恵みを注ぐ。
・「アマナ」・・・「アマ」の出先機関のように私たちの細胞に入り込んで、私たちの生命を営むモトになっているもの。すべてのものの根源の素量。常にゼロであるが、そこからは質量 をもった陽子、中性子がたくさん生 産されるようになる。「アマナ」は当 然、その親元ともいうべき「アマ」にじかに感応する。
・「アマウツシ」・・・アマから分かち与えられる、すべてのイノチのもと。上古代人は、「アマ」と交流しつつ、何百歳の寿命を生きていた。アマのココロを素直に感じようとする態度こそ、アマウツシの最高の条件。
・直感とは、細胞の中にある「アマナ」が、「アマ」にじかに感応することによって生じる感じ方。

美感電圧

世の中には、そこに行くとなぜか美しく感じる場所(美感電圧地)と、そうでない場所が存在するようです。楢崎氏の調査の結果、美感電圧地は、大地表層の電圧が還元電圧地帯(電子を供給する力をもつ)に存在していて、酸化電圧地帯(電子が奪われる)には存在しないということが判明しました。
 高い美感電圧地帯では、ココロも美しく働き、道義感も高められ、悪意も影をひそめ、情操が育成されやすいという特性があるのだそうです。
 さらに興味深いのは、女性は美感電圧を備えているのに対し、男性には美感電圧は存在しないということです。したがって女性が高い美感電圧の環境に行くと、その相互作用によって女性の美感電圧はますます高められるので容姿が美しくなります。そのことが周辺の人びとに伝わり、共鳴現象が起こって、人々の美への感受性がますます高まるという善循環が起こることになることが明らかになったのでした。
 生命現象は生体内の電気現象に深く関連しているということになります。すなわち「元気」の実体は、電気が生体内に充満しているということになります。
 私たちは生体内の「元気」すなわち電気の消費によって、活動のエネルギーを得ているわけです。
 楢崎氏は「女性は常に環境から電気をとっているが、男性は電子の足りない状態にある。しかも一般に、男性は女性を通さなければ電子をとり得ない。これは人間だけではなく、広く生物に通じる“天然の理”である」と述べておられます。
 女性が美しくあるためには環境が大切ということになるようですが、これは「もの」についても同じことだとして、楢崎氏は「美しい仏像はどこにおいても同じように美しいのではない。古い寺においてかぎりない美しさを放っていた仏像が、デパートの展覧会場に飾られてさっぱり感動を呼ばなかった、という例でも分かるように、仏像が特に美しく見える“場”があるのである。
 女性が美しく見えるのも、女性自身に固有の魅力がある故ではない。環境から常に取り入れている電気的なものによっているのである。これを上古代人は、アマウツシと言い、そういう土地をイヤシロチと言って直感で知っていた・・・。
 植物と大地電気は密接な関係にあり、古くからの神社やお寺は例外なく、大樹がそびえ立ち、イヤシロチで、そこへ行けば心身の爽快を覚える。大きな樹がイキイキと育っている所は間違いない」と述べておられます。
 「人類が上古代人のもっていたような素直な感受性を失いだし、彼らが客観背後にイキイキと感じていたものを見失い、バランスを失って、客観可能なもののみを対象として追うことを自然科学と呼び、文化と思い、人類の進化であると錯覚していた。
 人類の運命は、次第に、天然の生命の理に反する方向へ向かってたどりだした。
 自然を荒らしたことによって、かつてなかったウイルスが発生し、事態は混迷の色を深めている。ウイルスはプラスイオンの変遷にすぎず、プラスイオンの群れが生物体内に入って、各種のウイルスになる。・・・・」とも。

*参考文献
・宇野多美恵「相似象」相似象学会事務所
・楢崎皐月「静電三法」電子物性総合研究所
・船井幸雄「イヤシロチ」評言社
・吉野信子「カタカムナ言霊の超法則」徳間書店