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宇宙情報

第四回 彗星探索家・木内鶴彦さん

本質的世界を探究する

2度の「臨死体験」で、太古の地球と未来の地球、両方の姿を見たという木内鶴彦さん。6月の美と健康セミナーでは、木内さんにご登壇いただき、環境、エネルギー、放射能や原発の問題など現在の社会が抱える様々な難題を乗り越えていくために何ができるのかをお話いただきました。従来の常識にとらわれない新発想のエネルギーの実用化や、誰もがいきいきと暮らせるまったく新しい価値観の社会・経済システムなど地球再生の可能性に迫ります。

太陽エネルギーの活用

 今、原子力発電の問題が騒がれており、太陽光エネルギーを活用するソーラーパネルが注目されています。

ところが、平面のパネルは非常に効率が悪いんです。ソーラーパネルを製造するときに使用した電気エネルギーを100とします。寿命がくるまでの間に、そのパネルがつくる電力量はその20%未満にすぎません。では、どうしたら効率がよくなるのでしょうか?

私が考えたのはパネルを平面ではなく、凹面鏡にする方法です。凹面鏡にすれば、太陽全体の光を集めることができ、平面パネルの2乗に正比例する膨大な電気エネルギーをつくり出せます。

例えば、宮古島にソーラーパネルを使用した「メガソーラー」という60億円かけてつくられた実験施設があります。そのパネルを全て凹面鏡にした場合、福島原発の5号機と同じくらいの電気エネルギーがつくられる計算になります。


夢の炭素電池

私が臨死体験で見た未来では、そのようにしてつくられた電気エネルギーを蓄電し、電池として使っていました。今はまだ、その電池はできていません。2000℃以上で処理した純度の高い炭素を利用すれば、蓄電能力の非常に高い、廃棄しても地球上の資源になる夢のような電池ができるのですが、処理をする炉が1700℃までしか耐えられないのが問題なのです。

しかし、ついに2200℃まで耐えられる炉をつくる会社を見つけることができました。現在、その会社に炭素電池の製作をお願いしています。つい先日、電動アシスト自転車が5年間動くほどの電力をもつ単2電池ができたのを見て、ビックリしたところです。

私は原子力発電に、反対運動や喧嘩をしたくありません。ただご家庭で使う電力を、電池だけでまかなえるとしたらどうでしょうか。電力会社の送電線から電気を買わなくなるのは自由ですよね。「こんな便利な電池ができた!」といって日本から発信していけば、世界が変わると思いませんか。